患者の権利と責務
医療法人柏友会 「患者の権利と責務」
医療は、患者さんと医療者との信頼関係で成り立っています。当院は地域のベスト・クリニックを目指す医療機関として、良質で安全な医療を提供し、安心して治療できる環境を実践しています。 そのために、患者さんの権利を尊重することを前提に、患者さんにも果たしていただきたい責務を明確にし、医療安全上の安心と、さらによい医療を実現すべく、「患者の権利と責務」を制定します。
2021年10月
医療法人柏友会
理事長
患者の権利
- 患者は、常に人間としての尊厳と、差別のない安全で最善の医療を受ける権利があります。
- 患者は、自らの意思で医療機関および医師を選ぶ権利を持っています。また、患者は自己の費用負担のもと、セカンドオピニオンを求める権利があります。
- 患者は、治療や検査についてその目的、もたらされる結果などについて十分説明を受け、納得のうえで選択あるいは拒否する権利があります。
- 患者は、自分自身に関する情報を開示され、自己の健康状態や診療に関する情報を知る権利があります。
- 患者は、医療上得られた個人の情報やプライバシーを守られる権利があります。
患者の責務(責任と義務)
- 患者には、良質な医療の提供を受けるために、ご自分の健康に関する情報をできる限り正確に医師や看護師に伝える責務があります。
- 患者には、治療や検査などの診療方針について、自らの希望があればそれを明らかにし、医療者から方針の説明があった場合には、十分理解することに努めた上で、できるだけ明確な意思表示をする責務があります。
- 患者には、医療が安全かつ効果的に実施されるよう、患者確認含めた診療行為に積極的に参加する責務があります。
- 患者には、病院内では当院の規則および公共の場のルールを守って、他の患者や 職員に対し、迷惑にならないように行動する責務があります。
- 患者には、適切な医療を維持していただくために、医療費を滞りなくお支払いいただく責務があります。
注意
上述の義務に違反する行為等があったときは診療を中止することがあります。
また、暴言・暴力等の行為があったときは警察署に通報します。